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PM CAREER CASES

PM転職事例コレクション|実例で見る、PMキャリアの分かれ道

30代後半〜50代前半のPMが実際にどのように転職したか。PM Questが支援した8つの事例を、年代×業態×パターン別に公開しています。
あなたと近いケースが必ず見つかるはずです。

📋 全 8事例 👤 30代〜50代 監修:山根一城
※プライバシー保護のため、業態・年齢・年収・経歴の細部は構造を保ったまま編集しています。実際の転職パターンと統計傾向に基づく事例として参考にしてください。
CASE 01
SI/SES → ITコンサル
大手SIerのシニアPM、ITコンサルのシニアマネージャーへ
A様(37歳・男性)
SI企業在籍12年
大手SIerで12年、エンタープライズ向けSI案件のPMを担当。30名規模のチームをマネジメントし、年収は850万円。マネジメントの幅は申し分ないものの、「要件定義より上流に踏み込めていない」ことに課題を感じていた。同年代の周囲がコンサルやスタートアップに転身する中、自分の市場価値が見えづらくなっていた。
PMキャリア診断で「現場実務型PM」と判定。縦軸(経験の深さ)は十分に積み上がっているが、横軸(職域の幅)が要件定義〜実装監理に閉じていることが可視化された。山根一城との初回キャリアドックで「コンサル領域への踏み込み」が次の一手と整理。
職務経歴書を「縦・横・斜め」で再編集。「30名マネジメント」だけでなく、「金融・製造・通信業界の3業界で〇〇という業務課題を、要件定義からSI推進まで担当」と業界横断性(斜め軸)を強調。ITコンサルファーム3社にエントリー。
年収
850万 1,250万
職域
要件定義以下 課題設定〜実装監理
ポジション
SI シニアPM シニアマネージャー
山根一城のコメント

A様は典型的な「縦軸が太いが横軸が固まりかけ」のパターンでした。30代後半というタイミングで横軸(コンサル領域)に踏み込めたことが、年収400万UP・市場価値の構造変化につながりました。SIerからITコンサルへの転身は、30代後半が最後のタイミング。動けるうちに動くことの重要性が表れた事例です。

CASE 02
事業会社情シス → AI実装企業
大手メーカーの情シスから、AI実装企業のPM責任者へ
B様(43歳・男性)
製造業 情シス15年
大手メーカーの情シスで15年。基幹システム刷新やDX推進プロジェクトを担当し、年収720万円。社内プロジェクトはスムーズに進められるが、「このまま情シスでいいのか」という漠然とした不安。AI活用の実務経験は社内ツール導入レベル止まり。
「業務変革型PM」と判定。業務知識と技術理解の両立は強みだが、現状の延長では市場価値が頭打ちになると認識。PMキャリアドックで「複数企業のDXを支援する側」へのキャリアチェンジを提案された。
社内でのAI活用経験(小規模だが実装まで踏み込んだ事例)を中心に職務経歴書を再構成。AI実装企業(AIプロダクト開発企業)への転身を視野に活動。ポジションメイクで「AI実装PJのリード」役を新設提案。
年収
720万 1,100万
職域
社内DX 複数顧客のAI実装
ポジション
情シスマネージャー AI実装PMリード
山根一城のコメント

情シス・社内SE出身の方は、「次も情シス」だけがキャリアではありません。複数企業のDXを支援する側に出ることで、職域も年収も大きく変わります。B様は40代前半というタイミングで動けたことが大きい。40代後半まで情シスに留まっていたら、この転身は難しかったでしょう。

CASE 03
受託開発 → SaaS企業
受託開発PM20年、SaaS企業のシニアPdMへ
C様(48歳・女性)
受託開発企業 PM20年
受託開発企業で20年、複数業界の大規模PJを担当。年収900万円。経験は十分にあるが、「年齢で書類選考が通らない」悩みに直面。応募してもマネージャー層ではなく現場PMの求人ばかり提示される状態。
キャリアドックで「経験の見せ方の問題」と整理。「マネジメント30名・予算10億円」だけでは年齢懸念に勝てない。「業界A・B・Cで〇〇という課題を、要件定義からBizDevまで踏み込んで、〇〇という成果を出した」と縦・横・斜めで再編集。
SaaS企業のPdM求人にフォーカス。受託開発で培った「複数業界横断知識」を斜め軸の強みとしてアピール。AI活用への自分なりの見解(業務理解+AI活用)も職務経歴書に明記。
年収
900万 1,250万
職域
受託PM プロダクト全体
ポジション
受託PM シニアPdM
山根一城のコメント

40代後半PMは、経験の中身よりも、経験を「再現可能な課題解決資産」として言語化できているかで評価が決まります。C様は経験は十分にありました。あとは編集力の勝負だった。年齢を超えて評価されるかは、結局「現役感」と「再現性」次第です。

CASE 04
大手SI → PEファンド傘下PMI支援
大手SI 25年、PEファンド傘下企業のPMI支援顧問へ
D様(52歳・男性)
大手SI 25年
大手SIで25年、社会インフラ級の大型案件を多数経験。年収1,200万円。「正社員での転職が想像以上に厳しい」。書類選考の段階で年齢理由で落とされるケースが続き、年収維持できる求人がほぼない状況。
シニアPM特化サービス「45+」のキャリアドックで、「正社員以外の選択肢」を提案された。顧問・業務委託・契約社員・PMI支援まで広げると、活躍機会が大きく広がる。経験値を「再現可能なPMI支援パターン」として言語化。
正社員フルタイム求人ではなく、PEファンド傘下企業のPMI(M&A後の統合)支援顧問契約を中心に活動。大規模PJ経験+複数業界経験(斜め軸)が強みとなり、複数社の顧問契約に。
年収
1,200万 1,500万+
契約形態
正社員 複数社業務委託
役割
SI PM PMI支援顧問
山根一城のコメント

50代前半PMは、「年齢」で戦う時代ではありません。正社員フルタイム転職だけにこだわると市場が狭まりますが、顧問・業務委託・PMI支援まで広げれば活躍機会は十分にあります。D様は「肩書き」より「再現可能なパターン」を語れたことが、複数社からの顧問オファーにつながりました。

CASE 05
Webディレクター → スタートアップフルサイクルPM
Web制作会社のディレクター、SaaSスタートアップのフルサイクルPMへ
E様(33歳・女性)
Web制作会社 ディレクター8年
Web制作会社のディレクターで8年。年収550万円。クライアントワーク中心で、「技術理解が浅い」「PMステップアップしたい」という悩み。AI活用ツールに個人で触れていたが、業務に活かしきれていなかった。
診断で「顧客接点設計型PM」と判定。顧客折衝経験は強みだが、技術理解と実装側への踏み込みが課題。バイブコーディングを学習し、自分でMVP実装ができる状態へ。
SaaSスタートアップ(PMF後)のフルサイクルPMポジションへ。「顧客折衝+ディレクション+MVP実装」の3軸を強みにアピール。AI活用への自分なりの見解(個人プロジェクトでの実装事例)も評価された。
年収
550万 850万
職域
ディレクション 企画〜実装〜運用
タイプ
Webディレクター フルサイクルPM
山根一城のコメント

30代前半は、職域を一気に広げられる絶好のタイミングです。E様の場合、AI活用とバイブコーディングを学習することで、ディレクターから「フルサイクルPM」への転身を実現。AI時代に「実装まで接続できる」強みは、加速度的に評価が上がります。

CASE 06
ITコンサル → 事業会社CDO
大手コンサルのシニアマネージャー、事業会社の執行役員CDOへ
F様(44歳・男性)
Big4コンサル 12年
Big4コンサルファームのシニアマネージャー、年収1,400万円。「複数案件を浅く広く見る働き方」に疲弊し、深く事業を見たい志向が強まっていた。
キャリアドックで「事業責任者ポジション」を提案された。コンサルでの「上流提案+プロジェクト推進」経験を、事業会社のCDO(Chief Digital Officer)として活かせる。
DX推進に課題を抱える事業会社のCDOポジションを中心に活動。コンサル時代の業界経験(金融・小売・製造)を斜め軸として強調。複数社からオファー、最終的に流通業界の上場企業の執行役員CDOに就任。
年収
1,400万 1,800万
役割
コンサル 事業責任者
ポジション
シニアマネージャー 執行役員CDO
山根一城のコメント

ITコンサル系PMの方は、「コンサル会社の次」だけが選択肢ではありません。事業会社のCDO/IT執行役員ポジションは、上流コンサル経験者の有力な選択肢の一つ。F様のように、「成果を最後まで見届けたい」志向の方には特に向いています。

CASE 07
中小SES → 上位SIerのFDPM
中小SES 7年、上位SIerのフォワードデプロイドPMへ
G様(31歳・男性)
中小SES 7年
中小SES企業で7年、客先常駐でPM業務を担当。年収580万円。「要件定義しかしていない」「職域を広げたい」という強い焦りを感じていた。
診断で「現場実務型PM」と判定。客先常駐経験=顧客折衝経験を強みとして再評価。フォワードデプロイドPM v1への転換が次の一手と整理。
FDPM特化企業(DX/AI実装部門を持つ上位SIer)にエントリー。客先常駐で培った「顧客の現場に入り込む経験」を強みとして職務経歴書に明記。AI活用への学習姿勢も評価された。
年収
580万 850万
職域
要件定義 課題設定〜実装監理
タイプ
SES PM FDPM v1
山根一城のコメント

中小SES出身の方は、「客先常駐=顧客折衝経験」という見方の転換が重要です。G様は30代前半というタイミングで上位SIerに転身し、フォワードデプロイドPM化の道に乗りました。30代のうちに動けば、40代以降の市場価値が大きく変わります。

CASE 08
情シス → 上流コンサル移行
製造業情シス20年、ITコンサルファームのプリンシパルへ
H様(47歳・男性)
製造業 情シス20年
製造業の情シスで20年。年収780万円。基幹システム刷新・複数のDX推進PJを完遂してきたが、「社内ITの限界」「外に出たい」という想いが強くなっていた。
診断で「業務変革型PM」と判定。20年の業務知識+大規模PJ経験を、複数業界DX支援企業で活かせると整理。上流コンサル移行型PMへの転換を視野に。
ITコンサルファーム(製造業特化)への転身を中心に活動。「製造業の現場感+大規模PJ推進力」が強み。経歴を「縦・横・斜め」で構造化し、書類選考の通過率を改善。
年収
780万 1,150万
職域
社内DX 複数顧客の上流支援
ポジション
情シス課長 プリンシパル
山根一城のコメント

40代後半の情シス出身者でも、「業界特化+大規模PJ経験」を再編集できれば、コンサルファームのプリンシパル層を狙えます。H様は、製造業20年という業界特化が強い斜め軸として機能しました。年齢ではなく「再編集力」が市場価値を決めた典型例です。

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